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インターステラーを観たよ!感想・レビュー【ネタバレなし】

更新日:

こんにちわ。そらです。

今回は映画インターステラーの感想レビューです。
劇場で公開されてた時はちょっと見たいけど他に見たい映画があって見逃してたんですがようやくHuluで配信されたのでさっそく見ました。

インターステラー基本情報

監督クリストファー・ノーラン
脚本 クリストファー・ノーラン / ジョナサン・ノーラン
製作エマ・トーマス / クリストファー・ノーラン / リンダ・オブスト
製作総指揮ジェイク・マイヤーズ / ジョーダン・ゴールドバーグ / キップ・ソーン
出演者マシュー・マコノヒー
アン・ハサウェイ
ジェシカ・チャステイン
マッケンジー・フォイ
ビル・アーウィン
エレン・バースティン
マット・デイモン
マイケル・ケイン
公開2014年

インターステラーのあらすじ

音楽がめっちゃ好みなのでそこも楽しみだったんですが、映像美がすごかったです。

閉鎖的な地球の環境と圧倒的な宇宙空間の表現がとにかくリアル。

 

主人公は元パイロットの男。

妻をガンで亡くし、15歳の息子と10歳の娘そして義理の父とトウモロコシ畑を運営して暮らしている。

地上では毎日砂嵐が発生し、食物がうまく育たない。

植物に疫病が流行り、食物が育たないどころか酸素すら不足し地球滅亡はすぐそこまで迫っている。

ある日娘の部屋に幽霊がいるという話から、

主人公はそれを重力によって何者かが送ってきたメッセージだということに気づいてしまう所から全てが始まる。

 

簡単に言うと、人類が住みにくくなった地球でNASAの生き残りが

宇宙で人類存続ができる星を探索してるっていう世界終焉系物語です。

 

簡単に言いすぎましたが、一言「人類が住める」といっても2種類あるわけですよ。

だって物理的にどうやって移住するんだっていう問題があるじゃないですか。

人が住める環境があっても、そこにたどり着けないと人類は存続できないので、

「人類」という観点では、これから生まれてくる命だって立派な人類なわけで、

受精卵だったら冷凍していっぱい運べちゃうんですよね。

じゃあ今地球にいる人類はどうなるのっていう、

なんかそういう部分でもやけにリアルさを突きつけてくる映画です。

 

みどころ

宇宙モノって、それだけでちょっと遠慮しちゃう人とかもいますよね。

それでなくてもこの映画はなんだか難しそうな内容に見える!

でもね、全然そんな事ないんです。

登場人物が何言ってるのか全然わからなくたって

感動できるのがこの映画のすごいところ。

 

脚本がすごい。2周とは言わない、1.5周してほしい。

最初の伏線から全部ちゃんと回収してのエンドっていう、

ものすごく精巧に作り込まれた構成なので、

1回じゃもったいない。

2回とは言わない。

せめて1.5回は観てほしい。

 

残りの0.5がどの時点かっていうのは多分観てればわかります。

もうここからは後半だなと思ったらそこが後半ですよ。

ラストまで観なくて大丈夫です。

観てほしいけど。

 

難しいことは考えなくてOK

 

相対性理論とか科学とか物理学とかとても難しい話が出てくるんですが、

それを理解しようと思ったら駄目です。

そういうの詳しくて聞いてればなんの話してるかわかるよっていう人は

そのまま見ればいいので、

わからない人は心と知識をフラットにして、

「映画の中の人がそう言ってるからそうなんだ」っていう合理的理解で望んでください。

どういう事なのか理解しようとか考え出したら話進んじゃうし、

余計に何の話してるのかわからなくなってついていけなくなっちゃうので、

よくわからない理論が出てきたら「へぇ~」で思考を終わらせてください。

大丈夫。

理解なんてしなくてもエンドを迎えたら全部「なるほど。すごい」で終わるから。

気になる人は映画見終わってから考えればいいんですよ。

時間は伸びたり縮んだりするっていう話は宇宙好きな人にはホイホイな話だし。

 

この物語の真髄は家族愛

そんな難しい数学とか理論の話はさておき、

とてつもないヒューマンドラマが展開されるので

そこに注目してもらいたい。

 

愛する娘との別れ、再開への願い、

人類存続の為というのはつまり愛する家族の未来への切符である。

その道は決して容易ではなく、困難の連続だった。

裏切りと信頼、信念と信念のぶつかり合い。

壮大な愛と嘘、「信じる」とはどういうことでどういうものか。

 

年月を感じさせる表現が追い打ちをかけるように焦りを生む。

 

手に汗握る、というよりはいつ息をしていたか忘れそうなほど見入ってしまう。

 

その絶望の先にあらわれる希望は果たしてどんなものなのか、

 

その目でみてほしい。

 

 

とても良い映画でした。

 

これだけは言いたい!

監督は奇才クリストファー・ノーランです。

この人の映画で面白くなかったものはないんですよ。

ダークナイトを観た時は、その後3年くらい「おすすめ映画ない?」って聞かれたら

必ず「ダークナイト観た方がいい」ってまず言ってから他の映画を勧めて

最終的に「とりあえずダークナイト観て」って言ってました。

 

映画って2時間か3時間くらいだから、

その中で上手く話を盛り上げてちゃんと終わらせるっていうのが難しいと思うんですが

そこを、長くも短くも感じさせずにものすごい盛り上がりがあって

更に「ちゃんと終わる」っていう作品は、いい映画です。

 

途中でマットデイモンが出てくるんですけどまだ若い感じがしますね。

 

そんなことより、

主人公の娘マーフの幼少期を演じてる娘がめちゃくちゃかわいいんですよ!!!!

もうずっとあのままでいて欲しかった。

 

主人公を演じてるのはマシュー・マコノヒーなんですが、

最初バーン・ノーティスの人かと思って検索しちゃったよ。

違ったけども。似てるよね。

 

言わずもがなですが、アン・ハサウェイは美人です。

完成されてますよあのお顔。

 

私アン・ハサウェイの泣き顔が好きなんですよね。

演技の上手さが際立つっていうか。

エマ・ワトソンもそうなんですけど、

上手い人は泣き顔に人間らしさが出ててとても好きです。

 

 

余談なんですが、インターステラーの予告で使用された音楽がとても好きなので、

予告もどこかで見れたら見てみてください。

 

 

ネタバレ込みの感想はこちらから。

  • この記事を書いた人

そら

お仕事は主にWEBのデザインやってます。 映画・ドラマ・アニメ・本が好き。 興奮すると語彙力が落ちる為「すごい」しか言えなくなる。 コーヒーが大好きすぎて、薄めて飲んでいる。 暇さえあれば何か観ています。 週1で映画を見て、仕事帰りの電車でドラマを1本。

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